薬剤師のブランクの勉強本まとめ

薬剤師のブランクを埋めるための勉強本が欲しい。

ブランクがあって薬剤師に復帰が決まったけど、復職前に家で勉強しておきたい。

そんな方におすすめの薬剤師の勉強本をご紹介します。

しかし、薬剤師関連の勉強本はたくさんあるのでどれを選べばいいのか迷うという方も少なくないでしょう。

そこで、この記事は薬剤師のブランクを埋めるためのおすすめ本はもちろんの事、ブランクがある場合の勉強本の選び方についても解説していきます。

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薬剤師のブランクにおすすめの勉強本の選び方

薬剤師の勉強本と言っても本屋に行けば山の様に並んでいます。

どの本を選べば分かりやすく勉強ができるのかわからないという方も少なくないでしょう。

そこでブランクのある方向けの薬剤師の勉強本の選ぶ基準について解説していきます。

わかりやすい勉強本を選ぶ

とにかく分かりやすい勉強本を選ぶというのがブランクのある方にはおすすめです。

つまり、画像を多く使っていたり、文字が大きくて、シンプルに必要な情報を載せている様な本です。

ブランクがどれくらいあるかは人によって様々でしょうが、家事や子育ての合間を縫って薬剤師の仕事に復帰しようというのだから文字だらけの本を読んで疲労するのだけは避けたいですよね?

だからこそ、頭に入りやすい、分かりやすい勉強本を選ぶというのは重要な事の1つになります。

最新の勉強本を選ぶ

薬事法や薬機法は時と共に変わるので、できるだけ新しい勉強本を選ぶようにして下さい。

どれくらい新しければいいの?と聞かれれば私は2年以内と答えます。

医療制度は2年毎に大きく変わりますから変更前と変更後では全くの別物になる事すらあります。

従って、現行の医療制度を基準にした本で勉強をする必要があるので、新しい薬の知識を付けたいという場合は古くても2年以内の物を選ぶようにしましょう。

知識を増やせる勉強本で選ぶ

新しい知識が増やせるような勉強本を選ぶのもおすすめの選び方です。

ブランクがある場合、ブランクの間に新しい薬が出ていることがほとんどで、昔の薬剤師の知識を思い出すだけでは足りません。

昔の薬剤師の知識+新しい薬剤師の知識を身に付けないと現場で働く事ができないので、できるだけ新しい知識を増やす事ができる本を選ぶようにして下さい。

キャリアアップの為の勉強本を選ぶ

ブランクから復帰して今後、薬剤師としてのキャリアを積んでいきたいと考えている方はどうやってキャリアアップしたら効率がいいのかを学べる本もおすすめです。

闇雲に働くよりも効率よくキャリアアップして行ければより、条件のいい場所で働く事ができるでしょうし、薬剤師としてのキャリアを上げればその後は高給のままで時短勤務で働くという事も可能になるでしょう。

もちろん、なぜ薬剤師に復帰しようかと思ったかは人それぞれなので、全ての人におすすめする訳ではありませんが、気になる方は手に取ってみると良いでしょう。

薬剤師のブランクにおすすめの勉強本ランキング5選

1位:図解入門よくわかる薬理学の基本としくみ

価格 1980円

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薬剤師に限らず医療書はとにかく文字だらけで分かりにくい物が多いですが、こちらは専門的になりやすいことを分かりやすく書いています。

特に漫画チックな挿絵は薬剤師はもちろん、素人にも分かりやすいように書かれた良書です。

ブランクで忘れかけていた知識をゆっくり呼び起こすには最適の一冊です。

2位:ナースのためのくすりの事典

価格 5,280円

毎年発売される事典で定番の薬を知るための勉強本です。

もちろん、現場でも電子カルテなどがあってそちらで検索ができるのでしょうが、家ではそんなものありませんしね。

この本一冊あれば必要な事や薬に関する疑問点などを分かりやすくポイントを押さえて記述してくれています。

3位:薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100

価格 3,971円

薬の比較について図などを用いて分かりやすく書いてくれた本です。

単元ごとに読み進められるようになっているので、ブランクによって忘れてしまった所を重点的に復習する事ができます。

ブランクのある間に新しくなった知識についても学ぶ事ができますし、気軽にパッと手に取って読めるので「勉強しよう!」と意気込まずとも気軽に読めるのが嬉しいです。

4位:薬局で使える実践薬学

価格 6,380円

現場でありがちで知識としては知っているんだけど、いざ患者さんに聞かれたら「アレ?なんだったっけ?」となってしっかりと調べたくなるような事が書かれています。

気軽に読めるという類の本ではないのですが、理解しやすいように書かれているので、現場に復帰する前に確認しておきたい本です。

イメージ的には「薬剤師の参考書」と思って頂ければ分かりやすいのかなと思います。

5位:治療薬ハンドブック2020 薬剤選択と処方のポイント

価格 4,840円

Amazonの薬学辞書事典カテゴリで堂々の1位を獲得した本です。

薬の特徴を分かりやすく説明してくれていて、欲しい情報を過不足なく書いてくれている本です。

文字通りハンドブックとして最適な一冊で仕事に行く時は携帯しておきたい本です。

Amazonで買うと特典のアプリも付いてくるので、リアルタイムで最新の情報を受け取る事ができるのも大きなメリットです。

薬剤師の勉強で本を使う際の注意点

薬剤師のブランクの勉強で本を使うならできるだけ新しい書籍を使うことをおすすめします。

勉強する為の本で一番のデメリットは一度発行したら修正が簡単にはできないという事です。

インターネット上の情報と言うのはちょこっとサイトをいじってテキストを書き換えればすぐに更新できますが、本屋さんに並ぶ書籍はそうはいきません。

仮に間違えた情報を載せてしまったとして、それを直そうと思ったら一度、全国の本屋さんに卸した書籍を回収して正しい情報を乗せた書籍を新しく発行してまた本屋さんに卸す必要があります。

それには莫大なお金と労力が必要になり、インターネット上の情報を書き換える何千倍も苦労します。

だからこそ、書籍は一度発行したらそう簡単に新しい書籍を発行する事はないので、一度発行したらその後はドンドン劣化するしかないのです。

薬の基礎知識を復習するための勉強本であれば多少古くてもいいかもしれませんが、新しい薬機法や薬事法に関する勉強をするなら必ず最新の本を使うようにして下さい。

新しい薬剤師の知識を学ぶにはどうすればいい?

新しい薬剤師の知識を学ぶのにおすすめなのは以下の2つ。

  • オンラインでの研修を受ける
  • 研修制度がある職場で仕事をしながら研修を受ける

どちらも最新の情報で研修を受ける事ができますし、職場で研修を受けるのであればお金だってもらえるのでおすすめです。

この辺りに関しては薬剤師のブランクは研修で解消しようの記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はそちらの記事も読んでくださいね。

参考記事:薬剤師のブランクは研修で解消しよう

まとめ

薬剤師のブランクがある方向けのおすすめの勉強本とその選び方について解説しました。

代表的な本を挙げましたが、これ以外にもたくさんの良本はありますので、余裕があったらご自身でも探してください。

でも、勉強した知識と現場ではまるで違い、100の知識よりも現場の1の方が勉強になるのもまた事実。

実際に求人に申し込んでみて研修制度のある職場で復帰してみるというのが個人的には最適解だと思っています。

ブランクありの薬剤師転職に強いおすすめサイトをランキングにしてご紹介しているので、そちらも参考にして下さい。

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